- ショップ運営ノウハウㆍ運営 ネットショップの開業・運営の解説②【商品企画編】 2019-10-08
- 商品企画段階では、客観的なデータを活用した商品分析を行い、 販売する商品を選定しましょう。価値のある商品として認知度を高めるには、どのような商品を提供するか、どうやって自分の商品を魅力的に見せるかがポイントです。 このページでは、ネットショップ開業の段階で「商品企画」のノウハウについて説明します。
- 商品企画段階では、客観的なデータを活用した商品分析を行い、 販売する商品を選定しましょう。価値のある商品として認知度を高めるには、どのような商品を提供するか、どうやって自分の商品を魅力的に見せるかがポイントです。 こ
ネットショップの開業準備を終えたら、次のステップは「商品準備」です。
ネットショップ開業準備についてはこちらのページもあわせて(▶ ネットショップの開業・運営の解説①【開業準備編】へ)ご確認ください。
商品企画段階では、客観的なデータを活用した商品分析を行い、 販売する商品を選定しましょう。価値のある商品として認知度を高めるには、どのような商品を提供するか、どうやって自分の商品を魅力的に見せるかがポイントです。
このページでは、ネットショップ開業の段階で「商品企画」のノウハウについて説明します。
徹底した分析による商材選定が必要
商品とは、消費者のニーズや欲求を満たすため、市場に提供される財貨やサービスを指します。販売する商品を選定するには、客観的な情報収集と分析が必要です。
まず、商品の情報収集をしてみましょう。商品の仕入れ・成長・成熟・衰退までプロダクト・ライフサイクル 分析もネットショップ運営において役に立つ情報となります。
オンライン・オフライン市場の分析も徹底して行いましょう。
例えば、ポータルサイトでネットショップ関連のキーワード広告の調査、ECモールにアクセスして人気商品のランキングや人気キーワードをチェックするのもいいでしょう。
同業社や競合他社のネットショップ順位や訪問者数をランキングサイトなど通じて、確認しておくのもいいでしょう。ECセレクトショップの出店ブランドやネットショップを分析することで、ターゲット層が好む商品を確認することもできます。また、デパート、ショッピングモール、専門店や路面店の密集する地域で市場分析を行うこともお勧めします。
商品の情報収集と分析を通じ、売ろうとする商品は適切なのか、販路拡大の可能性があるのか、売上と成長を見込めるのかなどを検討しましょう。同時に商品の訴求ポイントや競合との差別化やコンセプトなどを工夫してから、最終的に販売商材を選定することをお勧めします。
自身に合う取引先の確保
販売する商品選定が終わった後は、お客様へ提供する商品の取引先(仕入れ先)を確保しましょう。競合他社より価格面で優れ、希少性のある商品を確保するためには、供給方法を慎重に検討する必要があります。また、商品供給方法により収益や取引条件などが変わるのも参考にするといいでしょう。
商品供給には様々な経路があります。例えば、国内の東京地域の場合、食器具やキッチン用品を取り扱う浅草のかっぱ橋道具街をはじめ、日暮里の繊維街、蔵前のおもちゃ問屋街などがあります。また、アクセサリー材料などを扱う浅草橋駅周辺、衣料品を扱う馬喰町問屋街などもあります。実際にこれら問屋街を訪問し、情報収集やアイディアを得たり、雰囲気を把握することも効果的です。
また、海外取引先から商品を仕入れる方法もあります。
新規ネットショップ開業の際、商品輸入は資金負担が大きいので慎重に検討を重ねる必要があります。なので信頼できる海外取引先を紹介していただくなど、輸出入業者を通じた取引もお薦めです。他にも、商品企画、デザイン、製作、検品など全工程を事業者が主導的に行う独自の商品開発方法もあります。
商品撮影のコツは開業時点から準備
「商品の写真撮影はネットショップ構築後に..」と思っていませんか?
実際、ネットショップにおいて写真のクオリティーは売上に影響を及ぼすほど大事です。
なので、ネットショップ構築の段階で、練習や準備期間を用意する事をお勧めします。
撮影装備や技法の習得、編集ツールを扱う練習を事前にしておくと、商品登録にかかる時間を短縮することができます。デジタル一眼レフカメラ、ミラーレスカメラをはじめ、スマートフォンカメラを利用した撮影方法を身につけることがポイントです。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は、ネットショップ開業を検討する事業者が商品企画の段階で準備すべきことについて紹介しました。
商品選定から市場分析、取引先の確保、写真撮影方法を時間をかけて慎重に行いましょう。
開業に向けた徹底した調査や分析こそがネットショップ成功に向かい第一歩です。