- ショップ運営ノウハウㆍ越境EC 越境EC事業者が知るべき情報⑦【ASEAN市場編】 2019-11-21
- 越境ECを検討する事業者であれば、英語圏や中華圏市場のほか、オンライン市場への関心が高まっているASEAN市場(インドネシア、タイ、シンガポール、マレーシア、ベトナム、フィリピン)にも注目する必要があります。 ASEAN主要国の場合、EC市場規模が持続的に成長していてネットインフラも徐々に改善しており、今後の成長が期待されています。 このページでは越境EC参入を検討する事業者へ今後EC成長が期待されるASEAN市場について説明します。
- 越境ECを検討する事業者であれば、英語圏や中華圏市場のほか、オンライン市場への関心が高まっているASEAN市場(インドネシア、タイ、シンガポール、マレーシア、ベトナム、フィリピン)にも注目する必要があります。
越境ECを検討する事業者であれば、英語圏や中華圏市場のほか、オンライン市場への関心が高まっているASEAN市場(インドネシア、タイ、シンガポール、マレーシア、ベトナム、フィリピン)にも注目する必要があります。
ASEAN主要国の場合、EC市場規模が持続的に成長していてネットインフラも徐々に改善しており、今後の成長が期待されています。
出典: eMarketer
このページでは越境EC参入を検討する事業者へ今後EC成長が期待されるASEAN市場について説明します。
進出国市場の特徴を把握
ASEAN市場は、日本製品に対する需要と信頼が高く、越境ECを検討する事業者にとってビジネス成長の可能性が高い市場といえるでしょう。
ただ、成長性が期待される有望な市場ではありますが、国によって文化、経済状況、ECインフラなどビジネス環境に違いがあります。
そのため、事前に進出を検討する国の特性を把握しておくことが重要なポイントです。
例として、ASEAN市場の中でファッション、コスメ企業が参入先として注目すべき国はインドネシア、シンガポール、タイが挙げられます。
インドネシアの場合、ASEAN主要国で最大規模のEC市場を形成していると共に、決済や物流インフラの安定しているため、今後更なる成長が期待される市場です。
シンガポールとタイの場合、ASEAN諸国に比べ割と安定したECインフラを 整っていると知られています。
クレジットカード使用率が高く、配送システムも整っているので越境EC参入を検討する企業にビジネスチャンスを与える市場とも言えるでしょう。
Facebookを活用したマーケティング
ASEAN市場で最も影響力のあるSNSチャネルはFacebookです。
ASEANには約3億人がFacebookユーザーがいると言われていて、Facebookを利用する需要が高まっています。
(▶ 参照記事はこちら)
そのため、ASEAN向け越境ECを展開する場合、Facebookアカウントを開設し、積極的に運営することをお勧めします。
SNSページにコンテンツを掲載する際は、スライドイメージや映像コンテンツを活用することが適切です。
映像コンテンツの場合、現地モバイルネットワーク状況を考慮し、なるべく少ない容量でのコンテンツを製作すると良いでしょう。
Facebook、SNS運営に関する情報については、こちらのページもご確認ください。
各国の人気メッセージアプリを活用
メッセージアプリの場合、現地ユーザーが好むアプリを考慮しなければなりません。
各国の主な人気のメッセージアプリを紹介します。
「WhatsApp(ワッツアップ)」:インドネシア・シンガポール・マレーシア
「LINE(ライン)」:タイ
「Zalo(ザロ)」:ベトナム
「Facebook Messenger(フェイスブックメッセンジャー)」:フィリピン
日本国内で馴染みのないアプリもありますが、現地ユーザーが好むメッセージアプリを活用することで認知度向上を目指しましょう。
近年、ASEANのEC市場は着実に成長が続いていて、多くの企業から注目を集めている魅了的な市場です。
それに対し、ビジネス展開を積極的に行っている事業者はまだ少ないため、これから越境ECを検討する事業者にとって新たなビジネスチャンスを掴むことが出来る市場と言えるでしょう。